TOP >  岩波書店の漢和辞典  >  岩波国語辞典



岩波国語辞典

岩波国語辞典岩波国語辞典

岩波書店 刊
発売日 2000-11
価格:¥2,940(税込)
オススメ度:★★★★



定番商品だが、限界がある 2006-06-13
 現在、敬語の誤りで最も多いものの一つは「おります」という動詞の誤用である。例えば、三省堂例解新国語辞典では「囲み記事」という形でこの問題を平易に解説している。

 しかし、岩波(第6版)では、「おります」という単語が、そもそも収録されていない。その理由は、「おる」と「おります」は同じ語だから、というものである。しかし、現代の日本語では「おる」から派生した「おります」が、独自の重要性をもった存在になっているので、これは「岩波の辞書編集方針が誤まっている(あるいは時代遅れである)」と言われても仕方ないであろう。

 実際に、三省堂例解国語辞典では「おります」を(「おる」の派生語として扱うというよりも)、敬語の問題として扱っていて、その内容は本当に『(敬語教育の一環として)多くの小中学生に読んでほしい』と思った。また、三省堂例解国語辞典では、方言、和製英語の原語である英語など、様々な工夫がされていた。私が各社の国語辞典が「おります」をどう扱っているかを調べて際にも、「おります」を敬語という観点からも記述していたのは、三省堂例解だけであった。商業的宣伝かもしれないが、三省堂例解国語辞典は、「先生方が推薦する」のだそうである。

 従って、岩波国語辞典は日本を代表する存在ではあるが、時代の流れのなかで、やや「追いついていない」部分が出てきている、という評価をするべきなのだろう。


さらに詳しい情報はコチラ≫



関連エントリー

TOP >  岩波書店の漢和辞典  >  岩波国語辞典



アマゾンで探す
書籍、CD、DVD、ゲーム他は
こちらで簡単に見つかります!